【受講者アンケートの考察】人事制度セミナーへのご感想と、ネクステップが大切にしていること

先日、令和7年6月に開催した「人財実務セミナー(第1部・第2部)」にご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
 セミナー終了後にご協力いただいたアンケートの集計結果を、簡単にご報告させていただきます。

■ セミナーのご満足度・理解度(アンケート結果より)

【第1部(評価制度の考え方と設計)】

  • 内容を理解できた:94%
  • 満足・大変満足:97%

【第2部(運用・対話・チームづくり)】

  • 内容を理解できた:95%
  • 満足・大変満足:99%

おかげさまで、多くの方に「理解できた」「満足した」と感じていただけたようで、講師としてとても励みになっています。
 一方で「もっと事例が聞きたかった」「資料を事前に見たかった」といったご意見もあり、今後さらに工夫してまいります。

■ 参加者の声より(抜粋)

「制度の目的が明確になった。会社の成長と制度は切り離せないと実感」
 「SMARTのような目標設定フレームがすぐに使える内容でありがたかった」
 「中小企業でもできる制度運用のヒントが多く、希望が持てた」
 「“制度を整えること”だけでなく、“人が育つ場づくり”を意識した内容だった」

こうした感想をいただけたことが、何より嬉しいです。

■ 「制度設計」は“正しさ”より“らしさ”を引き出す仕事

私自身がセミナーや制度設計の場で大切にしているのは、
 「正しい制度」ではなく、「その会社らしい制度」を一緒に考えることです。

例えば:

  • 評価制度があるのに、評価者によって評価がバラバラなものになっている
  • 賃金テーブルはあるけど、誰も説明できない
  • 上司との面談が“儀式”になってしまっている

経営者の「こんな会社にしたい」という理想と、「いま、どんな事に困っているか」という現場感を埋める具体的な仕組み作りを得意としています。

■「組織を育てたい」と思ったときが、始めどきです

これまで制度の導入や見直しをサポートしてきた中で感じるのは、
 “制度の整備”そのものよりも、“制度をきっかけにチームが動き出すこと”が本質だということ。

「今すぐ制度を変えたいわけじゃないけど、方向性を考えたい」
 「制度運用に行き詰まりを感じている」
 「人が育ちにくい原因が、どこにあるかわからない」

そんなモヤモヤを抱えている経営者の方こそ、お気軽にご相談いただけたら嬉しいです。

■さいごに

セミナーや研修は、私にとって「現場の声を聞く場」であり、
 経営者と“同じ方向を見て伴走するための入口”だと思っています。

人や組織の悩みは、制度だけでは解決できません。
 ただ、制度を通して組織の軸をつくることはできます。 そうした“経営の土台”をつくるお手伝いが、ネクステップの専門分野です。
 これからも、100社あれば、100通りの寄り添い方で、サポートしてまいります。