会社運営を成功に導く「ラブレター」戦略:社労士×事業承継士が語る、次世代のための人事制度構築3つの鉄則

創業より5年超、
多くの中小企業経営者とお話しする中で、
「人事制度」と「事業承継」が
密接に絡み合っていることを痛感しています。
事業のバトンタッチは、
単に株式や資産を移すだけではありません。
次世代に「強い会社」を
引き継ぐための準備こそが重要であり、
その中核を担うのが、
他ならぬ「人事制度」なのです。
全ての会社は、常に事業の存続、
つまり「事業承継」を考えています。
まずは、その事業承継を成功させるために、
不可欠な人事制度を準備するための
3つのポイントに絞ってお伝えします。
【事業承継×人事制度 成功のための3つのポイント】
- 「ヒト」の資産価値最大化: 事業承継において、後継者や従業員は最大の資産です。公平で納得感のある人事制度は、彼らのモチベーションと定着率を高め、結果として企業のブランド価値と将来性を高めます。これは、承継後の事業成長に直結するだけでなく、M&Aによる承継の場合にも、企業の「人的資本」の評価を高める決定打となります。
- 次世代の採用戦略: 承継後の会社が、優秀な若手人材を確保できるか否かは、「社長の想いが伝わる人事制度」にかかっています。曖昧な評価・賃金制度では、現代の求職者は見向きもしません。次世代が目指すべきキャリアパスと、それに応じた報酬体系を明確に示すことで、「勝ち組」の採用戦略が確立します。
- 承継の透明性と求心力: 事業承継は従業員に不安を与えがちです。新しいリーダーの下で、従業員が何を求められ、どのように評価され、どう報われるのか。制度の透明性は、従業員と後継者の間に信頼関係を築き、組織全体の求心力を高めます。
社長にとって、「人事制度」とは、従業員への最高の「ラブレター」です。
しかし、この「ラブレター」を、社長の好き嫌いで、鉛筆をなめて、場当たり的・中途半端に作ってしまっては、会社の未来、採用戦略に大きな差がでてしまう時代になってしまいました。
- なぜ、うまくいっている会社は
人事制度を大切にするのか? - 右肩上がりの最低賃金時代に、
賃金制度をどう整えるべきか? - 制度構築後に「絵に描いた餅」で
終わらせない、
運用の失敗を避ける人事制度とは?
日々、
戦略人事コンサルタントとして現場に入り、
クライアントと一緒に汗をかき、
ヒトのことで悩み、
全力で解決に向けて動いています。
その中で見えてきた、具体的で、
かつ現場で「活きる」知恵を、
この度の人事制度セミナーで
たっぷりお話させて頂きます。

