副業兼業の実務④

副業・兼業における労働時間管理の考え方
雇用されない副業(業務委託など)の場合
副業で「雇用契約」がないときは、労働時間を把握する必要はない。ただし、健康管理の観点から、どの程度副業を行っているかを把握しておくことは重要。
副業先の労働時間報告が不正確で、結果的に時間外労働の上限を超えた場合
本業側(自社)は責任を問われない。
労働者からの申告内容に基づいて労働時間を把握していた場合、その申告が事実と異なっていても、会社が客観的に誤りを把握していなければ責任は生じない。