担当スタッフが退職し、人事労務の専門知識が不足していました。人事制度やルールが曖昧でした。
依頼前の課題について
当初、どのような課題を抱えていましたか?
当時、担当スタッフが退職し、人事労務の専門知識が不足していました。
人事制度やルールが曖昧でした。
その課題は、会社や従業員にどのような影響を与えていましたか?
リスク度 60
・どうしたら給料が上がるのかわからない。がんばりどころが分からない
・自由な社風が当社の良いところではあるものの、行動規範も特に話題にすることもありませんでした。
ルールを作ってもベテラン社員が守らず、中途入社や後輩のやる気がそがれて、退職につながることがありました。
ネクステップを選んだ理由
なぜ、私たちを選んでいただきましたか?
経営に寄り添うコンサル型の支援が魅力でした。 きめ細やかなサポートに期待しました。 他の社労士と比べて、話しやすいと感じました。
どのような期待を持って依頼しましたか?
お会いした経緯が、異業種交流会や知人経由だったこともあり、経営者同士の情報交換もできるのではないかと思いました。
ネクステップのサポート導入後の変化

サポートを受けて、どのような変化がありましたか?
採用・定着がスムーズになりました。 経営判断がしやすくなりました。
具体的に「ここが良かった!」と感じた点を教えてください。
改善度・安心度80
■労務相談
就業規則の作成から労務相談に至るまで、一貫性を持って対応してくださり、就業規則に精通されているからこそ、気軽に労務相談をすることができます。相談の際、相談する前に自分で調べないと申し訳ないと思いつつ、調べきれていない点があっても、結果的にプラスアルファの情報をいただけるため、非常に安心感があります。この10年間、自社内で管理を行ってきたため、就業規則の更新を社員任せにしていましたが、少人数の会社では経営者が直接質問を受ける機会が多く、一定の知識の必要性を改めて感じています。「法律が変わっているかもしれない」という意識が薄かった中、こまめに連絡が取れる関係性には大変助けられています。
■就業規則の改訂
あまり大きな問題のない会社だったので、就業規則は、何かあった時に引っ張り出すものだと思っていました。しかし振り返ると、不公平な待遇もあり、自分も含めてベテラン社員ほど昔からのユルい慣習を抜けられないこと、新人社員にはそれを指摘することもできないこと、私自身もあまり細かいことは注意しにくいことなど、課題はたくさんあることを自覚しました。
実際取り組んでみると、普段の行動規範などにしっかり書いておき、確認する機会を作ることで、解消できることも多いことにも気づけました。
就業規則は、合計3回の面談で作りました。ヒアリングに臨む前にしっかり読み込んで準備したものの、当初は2回のヒアリングで足りるのか心配でした。実際、時間をしっかり取ってくださったので、思いのたけを伝えることもできましたし、何しろ短期集中で満足いくものが仕上がりました。
社員を集めて要点をかいつまんで説明会をして頂けたことも大変助かりました。
■職場のハンドブック
社員が普段知りたいこと、経営者が社員に伝えたいことなどを新しい就業規則から抜粋して、毎年作りなおしている経営方針書に盛り込みました。経営方針書は社員が毎日読み合わせで手に取るものなので、目の端に入るだけでも効果はあると思っています。
具体的に役に立ったアドバイス等はありますか?
挙げればキリがありません!(笑)
人事関係の助成金を受ける際には、専門用語が難しかったり、就業規則を変更する必要があったりと、専門家のアドバイスがないと進められない場面がたくさんありました。
従業員のために制度を変更したものの、会社に大きな負担が生じた際には、その制度を廃止することが「従業員の不利益」とみなされてしまい、簡単には撤回できないと知りました。 「知らなかった」では済まされないことが多く、待遇改善と会社の金銭的負担のバランスを取ることが非常に大切だと実感しました。
その中で、複数の法律や社会保険制度を考慮した的確なご提案をいただけたことに、大変助けられています。また、人事労務に詳しいスタッフが社内にいればスポット契約などでも対応できたかもしれませんが、退職した途端機能しなくなる経験をしました。当社では人事に関してほとんどをネクステップさんにお任せしているため、全方位でご相談できる環境が本当に助かっています。
人事労務に詳しい方が社内におられるならスポット契約なども良いのでしょうが、当社は人事関係をほぼお任せしていますので、人事に関しては全方位でご相談できるのが助かっています。
今後の期待
今後、さらに期待することがあれば教えてください。
会社を良くしていくには、信頼できる専門家と一緒に取り組むことが大切だと感じています。貴事務所は当社のことをよく理解してくださっているので、今年度は評価制度の導入をお願いすることになりました。 また、貴事務所様を通じた他社様との情報交換も重要なファクターです。これまでにも当社の取り組みの中で効果があった人材採用の情報をなるべく共有させていただいておりました。一方で、貴事務所が主催される勉強会や食事会で経営者同士の交流の場は、大きな刺激になっています。今後も志を同じくする皆様との素敵な出会いがあることを楽しみにしています!
ファイン株式会社(歯ブラシの製造販売他)
代表取締役社長 清水直子様 取締役 曲尾健一様
ご依頼いただいたお仕事
就業規則/職場のハンドブック/労務相談顧問